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「手待ち」の読み方
てまち
「手待ち」に関連する主な駒
「手待ち」の出現頻度
★★☆☆☆
「手待ち」の説明
あまり意味のない手や自分の陣形をなるべく崩さないような手を指すこと。「手を渡す」と同じ意味になる。
攻めてもあまりうまくいかないような状況で、むしろ相手から攻めてもらおうという場合に行われる。パスというルールがない将棋ならではの戦術の1つ。
自分だけが同じ駒を往復させて「手待ち」をしている間に、相手の囲いが堅くなっていったり、攻撃の力を溜められてしまったりする場合は既に作戦負けであることが多く、「手詰まり」と言われることが多い。
「手待ち」の例
[図1]
上の [図1] は、2018年6月6日に行われた
第89期棋聖戦五番勝負 第1局 羽生善治 棋聖 対 豊島将之 八段の38手目の局面。後手は、バランス重視の陣形で、現時点が最も形が良い。無理に攻めようとしたり、堅く囲おうとしたりすると、その途中で隙ができて、先手から攻められてしまう。そこで、なるべく形を崩さずに先手から仕掛けてもらおうという作戦なのだが、△5二玉⇔△4二玉と玉を往復したり、△7二金⇔6二金と金を往復したりして「手待ち」をすれば、どちらの位置に駒がいてもバランスは保たれたままなので、先手からの攻めを十分に受け止めることができる。
「手待ち」に関連する用語
「手待ち」に関連する格言
手抜き
田楽刺し
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